大鳥居に掛けられる注連縄は、注連縄保存会の手によって作成、掛け替えが行われる。春祭りと桜の開花の時期にあわせた、毎年4月18日に大鳥居注連縄掛替え神事が行われる。
烏帽子山八幡宮 由緒
寛治七年(一〇九三)清原武衡が乱を起こし、源義家が当国に下向して鎮定したが、その弟加茂二郎義綱が北町八幡沢に祠を建て勝運の長久を祈ったのが起源。その後蒲生氏、伊達氏、上杉氏等領主の崇敬頗る深く、山林や神田等寄進も多かった。明治六年に村社、同十二年に郷社となる。
地域住民の守護神として尊崇も篤く、境内が余りにも狭いため、明治十九年現在の烏帽子山の風光明媚な地を選び五ヶ年の歳月と延六万三千人の人夫と七千九百人石工を動因して完成した神苑に、明治二十三年社殿を新築遷座、明治三十五年県社となり、平成十七年に社殿を再建。
以後 産業開発、商売繁盛、交通安全、殊に一代守神、いぬ、ゐ八幡と親しまれ、縁結び、安産、学業成就神として信仰が篤い。
祭事行事
4月18日
大鳥居注連縄掛け替え神事
4月20日
春祭り(境内社、温泉神社・津島神社、三社合同祭)
4月21日から30日
花参宮臨時祭典
9月第2土曜日、日曜日
赤湯温泉ふるさと祭り
9月15日
例大祭
作業工程
毎年3〜4回に分けて作業します。藁を叩き、束に。大きな三本の縄ができたらそれを編んでいきます。
藁を叩く
加工しやすくなると同時にできた縄などがしなやかで強くなり、使いやすくなります。
藁を編む
縦にした藁の下の方から横に一本の藁を交互に捻り、藁を編んでいきます。
大縄を作る
藁を束ね、大きな縄を作っていきます。隙間なく詰めていき、密度の高い一本の大縄にします。
大縄を綯う
三本の大縄を一つにしていきます。
仕上げ
間に化粧縄を差し込み、見栄えを整えていきます。
出来上がり
できたのをここに差し込む。
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我々とともに注連縄、伝統の保存に協力してくれる仲間を募集しております。
堅苦しい雰囲気などなく結構和気あいあい楽しくやってます。
作成の様子を動画配信いたしますので、ぜひ一度ご覧ください。